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ゆとり教育の導入によって混乱した教育現場

これはだから、小っちゃいうちに教えられて、小学校に入ってくるときには、すでに、「人をどついて泣かしたらええと思う人」と言うと「そんなん、あかんわ」と、こうなっているわけでしょ?「嫌いな人がいてたら、いじめてもいいと思う人」「あかんわ、そんなん」って。生まれて6年間で学ぶんですよ、自然と。もうそうなっているわけです。生まれたときには、何もわからないわけ。

じゃあ「人は殴るもんや」と教えたら、彼らは殴るもんやとなるわけです。だからその6年間に、まず人としての道徳を教える必要があるんですよ。そういう道徳的なことだとか、あの「地震、雷、火事、親父」的なところは、学校の外、学校教育の場の外でなされることのほうがいいのでしょうか。一方で、家庭での教育が弱っているんだという方便が、与えられてしまう。その通りです。だから政治家がね、「今こそ家庭の教育が必要だ」なんてね、公な発言をすること自体が、もう国としておかしいですよ。それはもう絶対におかしい。そんなの放っておいてくれという話で……。

相当気をつけて言わないと、「えっ、今村さんって、こういう人だったの?」っていうふうに、たぶん思いとは全く別のところで誤解されます。そういう恐れもあるというか。僕って誤解されやすいタイプですから(笑)。そうですよね。こういう言葉を吐くこと自体、変な色で見る人がいますやんか。いわゆるエセ知識層は。それはわかりますよ、すごく。でも、そういうことをあえて、語っていかんとあかんと僕は思っているんです。誰かがやらねば!ですか?全然そんなたいそうなことはないですよ、高倉建さんの「網走番外地」やないねんから(笑)。





1958年設置のこの時間は、国語や算数のような正式な教科ではない。戦前の「修身」が教育勅語の叩き込みによって臣民を創造したという苦い過去を反省してのことである。ところが、「すべての子ども達に高い規範意識を身につけさせる」として、この「道徳の時間」に代えて新たに「徳育」を正式科目として新設しようというのが教育再生会議の提案だ。有名落語家一家のおかみさんなどが「戦前の徳目、修身、道徳を復活させるべき」などと発言し、徳育の正式科目化が決まったらしい。

それほど「戦前の徳目、修身、道徳」がご立派であったなら、「何ゆえ日本はあのような悲惨な戦争を始めてしまったのだろうか」と思う。それはともかく、徳育の教科化の最大の問題は、「何を教えるのか、それをどう評価するのか」だ。

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